360°の雄大なパノラマを満喫
噴火湾を一望できる展望塔、そして大型ローラー滑り台など一大レクリエーション施設として整備された施設です。札幌~函館を結ぶ北海道縦貫自動車道で最も海岸に接近したパーキングエリア豊浦P.A.からも入園できるため、「目的地」としてはもちろん、ドライブの際の「寄り道」にもおすすめの公園です。どんくりの木によく遊びに来る、エゾリスに会えるかも。
貫気別川に遡上するサケを捕獲するための施設「インディアン水車」がシンボルの公園です。時には鮭の大ジャンプで水しぶきが飛んでくるほど、目の前で遡上の様子を見ることができます。
また冬は絶滅危惧種であるオオワシやオジロワシ、春は鮭の稚魚の放流が見られるなど、四季折々の自然の営みに触れることができる点も魅力です。
歴史文化・大自然のつくり出した造形の美にふれる
小さな湾と断崖に囲まれた神秘的な雰囲気を体感できる小幌洞窟は、およそ300万年前の海底火山の噴火によって形成された地形が波によって削られてできた洞窟で、洞窟内には円空上人がこの洞窟で彫ったとされる観音像が祀られた岩屋観音があります。
また日本一の秘境駅「小幌駅」を利用し、駅から山道を歩いてようやく目にすることができる光景は感動すること間違いなし。
景勝文化財「ピリカノカ」に指定された”神のとりで”
カムイチャシ史跡公園はアイヌ語で「神のとりで」という意味で、雰囲気のある丘の上の公園です。ゆっくりと一歩一歩、135段の階段を登って公園へ。木製の遊歩道や東屋が整備され、展望台からは大きくくっきりと広がる噴火湾を一望することができ、「神のとりで」と崇められたその神聖なまでの美しさを感じることができます。